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ネイティブ広告とは?6つの種類と主な媒体・メリットなど詳しく解説




Webマーケティングを成功に導くには広告の活用が不可欠です。インターネットの普及によって、近年では広告にも変化が見られるようになりました。


従来はバナー広告やリターゲティング広告が主流とされていましたが、最近ではネイティブ広告を使用するケースが増えています。


そこで本記事では、ネイティブ広告の種類や仕組み、メリット・デメリットなどについて詳しく解説していきます。企業のマーケティング担当者の方は参考にしてください。


▼目次



1.ネイティブ広告とは

ネイティブ広告(ネイティブアド)とは、Webメディア内の一般記事に溶け込む形で表示される広告のことです。コンテンツと広告が違和感なく融合しているという特徴があります。


具体的には、コンテンツメディアの記事の一部に含まれたり、キュレーションメディアやSNSの投稿の間に表示されていたりする広告が該当します。


従来のバナー広告やリターゲティング広告は、「これは明らかに広告だ」と分かるものが多く、ユーザーにストレスを与えかねないものでした。


ネイティブ広告はそのような問題を解決し、自然に認知してもらえる方法として注目を集めています。



ネイティブ広告を含む広告全19種について網羅的に知りたい方はこちら



2.ステルスマーケティング(ステマ)との違い

ネイティブ広告はコンテンツと融合して広告らしい印象を与えないため、ステルスマーケティングと混同されることがあります。


しかしネイティブ広告とステルスマーケティングは別物です。


ステルスマーケティングとは、広告主から金銭を受け取り、中立的な立場であるとユーザーに誤認させつつ、商品の宣伝やイメージアップを図る方法です。


例えば、インフルエンサーがSNS内で行うステルスマーケティングは消費者に不利益を与える不正行為に該当します。企業が自社のメディアサイトで行う場合も同様です。


一方のネイティブ広告も、広告の表示形式はコンテンツと見分けがつきません。ただし「PR」「広告」「Sponsored by」「プロモーション」「AD」などの表示によって広告であると明示されるため、不正行為には該当しないのです。



3.ネイティブ広告6つの種類と具体例



ネイティブ広告には主に以下6つの種類があります。

  • インフィード型

  • ペイドサーチ型

  • カスタム型

  • プロモートリスティング型

  • レコメンドウィジェット型

  • ネイティブ要素のあるインアド型


それぞれの概要と具体例を紹介します。


3-1.インフィード型

インフィード型はコンテンツメディア内の一般記事や、SNSのタイムラインなどに溶け込んで表示されるタイプの広告です。「PR」「プロモーション」「広告」などと明記されて表示されます。


情報系メディアやコミュニケーション型のSNS、動画配信メディアで採用されることが多い広告です。


情報系メディアの場合は通常コンテンツに混ざって表示されたり、本来の記事と同じようにサイト内のページにリンクされていたりします。


コミュニケーション型SNSの場合は外部記事にリンクされ、クリック率によって効果を計測します。


動画配信メディアの場合は、動画中に広告を出稿することで、ユーザーが別のページに遷移せずに再生・視聴できることが特徴です。


3-2.ペイドサーチ型

ペイドサーチ型(検索連動型)とはGoogleやYahoo!のリスティング広告のことです。広告以外のコンテンツと並び、検索結果ページの上部などに表示されるという特徴があります。


ただしネイティブ広告に該当するには、「検索結果に表示される広告が、広告以外のコンテンツと同様の体験をユーザーに提供している」という条件を満たさなければなりません。


具体例として、「無洗米」や「脱毛エステ」のように、商品やサービスに関して検索した場合に表示されるケースが多いといえます。


検索エンジンの仕組みは定期的に変わるものの、2023年3月現在、Googleでは「スポンサー」という表記でリスティング広告が表示されることがあります。


3-3.カスタム型

カスタム型は特定のアプリにおいて、一般コンテンツに溶け込む形で表示される広告です。IABの分類では、インフィード型やペイドサーチ型などに該当しないネイティブ広告をカスタム型と定めています。


具体例として、音楽配信アプリで表示されるデジタルオーディオ広告や、コミュニケーションツールアプリにおける自社ブランドの認知広告などが挙げられます。


広告出稿先のメディアコンテンツと同様の形式で作成される記事広告もカスタム型です。広告の多様化に伴って、今後カスタム型の広告は増加すると予測されています。


3-4.プロモートリスティング型

プロモートリスティング型とは、ECサイトなどの検索結果ページに表示される広告を指します。


前述したペイドサーチ型の場合、広告リンクをクリックすると出稿元サイトに遷移しますが、プロモートリスティング型は同一メディア内のページに遷移するという違いがあります。


具体的には、大手ECサイトで商品名を検索した際に表示される「スポンサープロダクト」がプロモートリスティング型の代表例です。


ほかにも、さまざまなECサイトや情報サイトでプロモートリスティング型を導入しています。


ECサイトで「パソコン」と調べて「ノートパソコン」の広告が表示された場合など、検索意図に沿っていればユーザーにストレスなく見てもらえます。


3-5.レコメンドウィジェット型

レコメンドウィジェット型とは、特定の記事の下に表示されるレコメンドブロック内の広告です。


アルゴリズムがユーザーの興味関心につながる広告を選別するという特徴があります。


表示される場所が記事の下なので、必ずしも多くのユーザーの目に留まるとは限りません。しかし最後まで記事を読んだユーザーにアプローチできるため、高いクリック率が期待できます。


具体的には、情報系メディアの記事下の「おすすめ記事」の中で、PR表記がある記事がレコメンドウィジェット型の広告です。


3-6.インアド型

インアド型とは、ニュースなどの記事と共に表示されるバナー型の広告です。親和性が高いコンテンツのページに表示することにより、通常のバナー広告よりも高い反応率が期待できます。


広告枠が固定されているため、「どのページに何回表示されたのか」などの実績を把握しやすいことが特徴です。


ただし、ユーザーにとって明らかな広告と認識された場合、反応率が低下する可能性があります。そのため広告内の画像や文字に工夫が必要です。


具体例として、ニュース系メディア記事の右側に表示されるケースが多く見られます。その際に広告内容が記事と関連している場合、ネイティブ要素を持つインアド型広告と判断できます。



4.ネイティブ広告のメリット




ネイティブ広告の主なメリットには以下の3つがあります。

  • ユーザーに違和感を与えずに宣伝できる

  • 広告をユーザーに拡散してもらえる

  • 潜在層へのアプローチが可能


それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。


4-1.ユーザーに違和感を与えずに宣伝できる

ネイティブ広告はユーザーに違和感を与えることなく、コンバージョンまでつなげられるという大きなメリットがあります。


既存コンテンツに溶け込む形で広告を表示できるため、スムーズな動線を設計できるのです。


また、バナー広告やディスプレイ広告は、企業から消費者への一方的な訴求に留まります。一方でネイティブ広告は、ユーザーのニーズに沿ったコンテンツ形式で提供できるという強みがあります。


このようにネイティブ広告は、ユーザーにストレスを与えることなく、自然に宣伝できるという効果が大きいといえます。


4-2.広告をユーザーに拡散してもらえる

コンテンツの一部として提供できるネイティブ広告はユーザーの満足度を得やすいといえるでしょう。その結果、広告をSNSなどで拡散してもらえる可能性が期待できます。


基本的にバナー広告やディスプレイ広告だけでは拡散効果を得られないため、ネイティブ広告がシェアされれば広告費以上の効果を得られます。


ただし、ユーザーに広告を拡散してもらえるようにするには、興味をひきやすいコンテンツを提供しなければなりません。


例えば情報系メディアで食品の広告を出稿するのであれば、「そのメディアのライターに本音でレビューをしてもらう」といった企画などが考えられます。


4-3.潜在層へのアプローチが可能

コンテンツに関連したネイティブ広告を表示することにより、潜在層に対してアプローチできます。


例えば、ガジェット情報メディアにPC周辺機器の広告を掲載したり、育児情報メディアにベビー用品の広告を掲載したりすることで、潜在的に興味があるユーザーへの訴求が可能です。


潜在層を中心に訴求できる広告手法としてマス広告もありますが、ネイティブ広告はマス広告と比較してコストを抑えやすく、ターゲティングの精度も高いというメリットがあります。



5.ネイティブ広告のデメリット



ネイティブ広告にはメリットがある一方、以下のようなデメリットも考えられます。

  • コンテンツの作成に手間がかかる

  • 効果を得るまでには時間が必要


それぞれについて解説します。


5-1.コンテンツの作成に手間がかかる

ネイティブ広告をユーザーに提供するには、コンテンツ用の広告素材を用意します。ネイティブ広告はバナー広告よりもコンテンツの作成に時間がかかることが一般的です。


コンテンツにフォーマットを合わせる際も、画像サイズやテキストなどを練り、専用素材として用意するため作成に手間がかかることがデメリットです。


また、ネイティブ広告はコンテンツにスムーズに溶け込ませる必要があるため、一度作成した広告素材の使い回しが難しい点にも留意しなければなりません。


広告を出稿するたび、出稿先の媒体に合わせた内容で作成する必要があるでしょう。


5-2.効果を得るまでには時間が必要

ネイティブ広告の強みの一つとして、潜在層へのアピールが挙げられます。そのため、顕在層を対象とした広告に比べ、効果が出るまで時間を要するという点はデメリットといえます。


即効性を求めて広告を出稿する場合はバナー広告や、ネイティブ広告の中でも前述したペイドサーチ型の手法やリスティング広告を検討すると良いでしょう。



6.ネイティブ広告の主な媒体

ネイティブ広告の主な媒体に以下があります。

  • Taboola(タブーラ)

  • Outbrain(アウトブレイン)

  • POPIN(ポップイン)


それぞれのターゲティング方式、配信できる広告、料金形態、掲載料と予算の目安などを解説します。


6-1.Taboola(タブーラ)

Taboola(タブーラ)には以下の特徴があります。

  • ターゲティング方式:自動最適化配信(ブロード)、コンテクスチュアルターゲティング、オーディエンスターゲティング

  • 配信できる広告:ネイティブ広告、レコメンドウィジェット型広告

  • 料金形態:クリック課金

  • 掲載料と予算の目安:1クリック約30~60円、月間予算最低30万円


Taboola(タブーラ)は世界最大規模のディスカバリープラットフォームです。ディスカバリープラットフォームとはネイティブ広告やレコメンドウィジェット型広告のメディアを指します。


ニュースサイトなどの記事下広告に対応しており、リーチ数は5億人以上、日本でも300以上のパブリッシャーと独占契約という特徴があります。デスクトップユーザーの9割以上、モバイルユーザーの7割以上にリーチが可能です。



6-2.Outbrain(アウトブレイン)

Outbrain(アウトブレイン)には以下の特徴があります。

  • ターゲティング方式:AIによる自動ターゲティング

  • 配信できる広告:ネイティブ広告(ネイティブアド)

  • 料金形態:クリック課金

  • 掲載料と予算の目安:不明


Outbrain(アウトブレイン)は世界最大規模のネイティブアド配信のプラットフォームです。独自のアルゴリズムを用いた学習機能に定評があり、おすすめ記事として広告を表示できます。


さまざまな指標を活用したうえで、多角的にコンテンツを分析するため、ユーザーの高い満足度を実現しています。



6-3.POPIN(ポップイン)

POPIN(ポップイン)には以下の特徴があります。

  • ターゲティング方式:AIによる自動ターゲティング

  • 配信できる広告:コンテンツ型ネイティブ広告(ネイティブアド)

  • 料金形態:クリック課金型

  • 掲載料と予算の目安:不明


POPIN(ポップイン)は国内最大規模のネイティブアドプラットフォームです。入稿フォーマットは記事広告だけでなく、動画や画像にも対応しているという特徴があります。


掲載先は大手新聞や出版社などの優良メディアであり、メディア内のコンテンツと同じフォーマットで掲載可能です。


広告内容はユーザーの行動履歴などに応じて自動で最適化されるため、違和感のない表示が可能となっています。




7.ネイティブ広告の効果を得るには良質なコンテンツ作成が必要

ネイティブ広告とは、Webメディアの一般記事や、SNSの投稿などにスムーズに溶け込む広告を指します。


主な種類は、インフィード型やペイドサーチ型、カスタム型、プロモートリスティング型、レコメンドウィジェット型、インアド型の6種類です。


ネイティブ広告はコンテンツの作成に手間がかかり、効果を得るまでに時間が必要というデメリットがある一方、ユーザーに違和感を与えず宣伝できて拡散効果も期待できるということが大きなメリットです。


ネイティブ広告の効果を得るには良質なコンテンツ作成が必要です。そのためにはDXリテラシーを高める必要があります。


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