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【知っておきたい】GASとは?メリットや使い方を初心者向けに解説!



「スプレッドシートやドキュメントのようなGoogleの関連サービスを効率的に利用したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。


Googleのサービスをスムーズに活用するには、GASを理解するとよいでしょう。GASとは、タスク管理やデータの転記などに役立つプログラミング言語のことです。


この記事では、GASの特徴やできること、使い方やメリット、注意点や勉強方法について解説します。プログラミング知識がなくても理解できるように解説しているので、ぜひ参考にしてください。


▼目次


1.GASとは?

GASを活用するには、まずどのようなものなのか概要について確認しておくことが大切です。そこで、GASの概要やよく似た言語であるPythonとの違いについて説明します。

1-1.GASの概要

GASとは、Google Apps Scriptの頭文字を取ったものであり、Googleが提供するアプリケーション開発のプラットフォームです。Gmail、カレンダー、Googleスプレッドシートなど、Googleの各種サービスにおける自動化や連携を行うためのローコード開発ツールとして利用できます。


なお、ローコード開発ツールとは、可能な限りソースコードを書かないアプリケーション開発の方法です。GASによってできることの具体的な内容については後述します。

1-2.Pythonとの違い

Pythonは1991年に開発されたプログラミング言語です。アプリケーション開発、データ解析だけでなく、人工知能の用途にも使用されている言語として、近年注目が集まっています。


GASとPythonは、よく似た言語として認識されることが多いですが、GASでできる内容は基本的にPythonにも対応しています。ただしGoogleアプリとの連携に関しては、Googleが提供するGASに強みがあります。


また、GASは環境構築に手間をかけることなく、すぐにプログラムを書けるため、Pythonよりも初学者向きの言語です。


2.GASが利用されている理由




GASが利用されている理由として、無料利用が可能、開発環境が不要、JavaScriptとの互換、マクロ機能によるノンコード開発の4つが挙げられます。それぞれ解説していきます。

2-1.無料で利用できる

基本的にGmailアカウントを保有しているユーザーは、GASを無料で使用できます。さらに有料のGoogle Workspaceアカウントを使用することで、イベントの作成件数などの上限が増えるというメリットがあります。

2-2.開発環境が必要ない

GASはWebブラウザベースでの動作が可能なので、パソコンに開発環境をインストールしたり、複雑な初期設定を行ったりする必要がありません。所定のURLを開くだけで開発作業に着手できます。

2-3.JavaScriptとの互換性がある

GASはJavaScriptをベースに作られたスクリプト言語です。基本的な文法は共通しているため、今までにJavaScriptを使った経験があれば、比較的スムーズに使用できるでしょう。

2-4.マクロ機能でノンコード開発できる

GASにはMS-Officeと類似したマクロ機能が搭載されています。マクロ機能とは、アプリケーション操作の自動化、および自動化のプロセスを記録したもので、MS-OfficeのExcelなどで知られている機能の一つです。


マクロ機能によって、GASは一連のプロセスの自動化プログラムを作成できるため、プログラミングに馴染みがない場合でも利用しやすいでしょう。

3.【具体例】GASでできること

GASを使うことにより、主に以下の4つができるようになります。


  • Googleサービスの処理の自動化

  • さまざまなサービスとの連携

  • スクレイピングが可能

  • Webアプリケーションの開発


それぞれの活用例を挙げながら解説していきます。

3-1.Googleサービスの処理を自動化できる

GASを利用することで単一サービス上の自動化や、Googleサービスの連動による業務効率の改善を図れます。オリジナル関数として独自の処理を作成し、Googleサービス上で利用することも可能です。


主な活用例には以下があります。


  • Googleカレンダーのスケジュールを自動で登録する

  • Googleドライブのファイル更新情報をGmailに通知する

  • Gmailに届いたメールの添付ファイルをGoogleドライブで共有管理する

  • Googleスプレッドシートの入力内容をGmailからメール送信する

  • Googleドキュメントの操作を自動化して表やグラフを作成する

  • Googleフォームを自動で作成したり、指定したアドレス宛てにフォームの入力内容を自動送信する

3-2.さまざまなサービスと連携できる

GASはJavaScriptをベースに作られているため、さまざまなサービスやアプリと連携可能です。提携できる内部ツールには以下があります。


  • Gmail :決まった時間に自動でメール送信

  • Googleマップ : ルート検索機能や紐づけ機能を利用可

  • Googleスプレッドシート : リアルタイムの共同作業

  • Googleドライブ :Googleクラウドストレージにファイルをアップロードして管理可能

  • Googleカレンダー

  • Googleドキュメント

  • Googleスライド :Microsoft PowerPointとの互換性あり

  • Googleフォーム : Googleスプレッドシートにアンケート結果を保存

  • Google翻訳


GASと提携できる外部ツールは以下です。


  • Slack : 決まった時間に自動でメッセージ送信

  • Chatwork : Googleフォームの内容をChatworkに送信

  • Teams :Microsoft365の各種機能と連携

  • Twitter

  • LINE

3-3.スクレイピングができる

GASに標準装備されているIMPORTXML関数を使用することにより、簡単にスクレイピングができます。スクレイピングとは、Webサイトから特定の情報を抽出、整形、解析する技術のことです。


特に商品の価格や企業の電話番号などのデータ収集や、定期的に実行する必要がある場合にスクレイピングが役立ちます。スクレイピングの結果を他のGoogleサービスと共有することも可能です。

3-4.Webアプリケーションを開発できる

GASを利用することで、ツール連携や機能をサイトとして公開できます。例えば、シンプルな情報共有サービスや日程調整ツールなどの作成が可能です。このように、GASによってWebアプリケーションの開発ができます。


また、GASの実行はGoogleのサーバ上で行うため、レンタルサーバを準備する必要がありません。

4.GASの開発方法は2つ




GASの開発方法には、スタンドアロン型とコンテナバインド型の2つがあります。それぞれ解説していきます。

4-1.スタンドアロン型

スタンドアロン型(スタンドアロンスクリプト)は単体で動作するという特徴があります。


Googleの関連サービスと連携しないことで、工数や実装にかかる手間が少ないというメリットがあります。ただしGoogle関連サービスと連携できないからこそ、開発の幅が広がらないという点はデメリットといえます。

4-2.コンテナバインド型

コンテナバインド型(コンテナバインドスクリプト)は、Google関連サービスや外部サービスと連携して動作するという特徴があります。


連携によって業務効率化につながるというメリットがある一方、工数や実装の手間が増える点はデメリットです。人的リソースが足りない場合は、コンテナバインド型の導入を慎重に考える必要があるでしょう。

5.GASの使い方

前述したコンテナバインド型によるGASの使い方として、スクリプトエディタの開き方や実装方法などについて解説します。

5-1.Googleドキュメント・スクリプトエディタを開く

まず、Googleドキュメントを開きます。次にメニューバーから「拡張機能」を選択し、「Apps Script」をクリックすることにより、コードが打てるようになります。

5-2.コードを入力する(実装)

関連サービスや実装内容に合わせてコードを打ち込みます。デフォルトの状態では、「コード.gs」という項目が表示され、下記のような空の関数が容易されています。


function myFunction() { }


上記の関数にコードを入力していきます。スプレッドシートを活用したコード入力手順を以下で簡単に紹介しています。


1.スプレッドシートで操作対象となるセルの位置を指定します。指定するには基本的に「getRange」を使用します。


2.セルの位置を取得したら、セルへの値を入力する方法を説明します。

var 戻り値=Rangeオブジェクト.setValue(入力値);


3.スプレッドシートで表を用いる場合、セルの表示形式を指定すると便利です

range.setNumberFormat(“フォーマット”)※「フォーマット」の部分には、表示形式に合わせた文字を指定してください。


実装後に社内テストを行った後、エラーがなければ運用を開始します。


一部の簡単な流れだけを簡単に紹介しましたが、GASには多くのやり方が備わっています。独自の方法で活用していきましょう。また、GASの実装方法を学ぶ手段については「7.GASを勉強するための3つの方法」で解説していますので参考にしてください。


6.GASを使用する際の注意点

GASを使用する際の注意点として、ローカルファイルの操作と実行時間の上限があります。使用する前に確認しておきましょう。

6-1.ローカルファイルの操作はできない

GASはJavaScriptの互換言語に該当するため、ローカルファイルでファイルを開いたり、編集したりといった作業ができません。仮にWebブラウザからローカルファイルに自由にアクセスできれば、セキュリティの問題が発生する懸念があるからです。


そのためGASで操作したいファイルに関しては、Googleドライブへの保存が必要になります。

6-2.実行時間に上限が定められている

GASは実行時間に上限が決められています。スクリプトの実行時間は1回につき最大6分、カスタム関数に関しては1処理あたり最大30秒です。この上限を超えるとスクリプトが強制終了となります。


なお、有料のGoogleWorkspaceでも上限は変わらないので注意が必要です。

7.GASを勉強するための3つの方法





GASを勉強するための方法として、参考書、Webサービス、オンライン動画の3つがあります。それぞれ解説します。

7-1.1.参考書で学ぶ


GASについて解説されている参考書を使って学ぶ方法です。比較的安く購入できたり、体系的にまとまった文字情報を学べたりする点がメリットです。


プログラミング全般やJavaScriptの基本から学べる書籍もあれば、辞書のように使う書籍、経理業務の効率化など実践的な内容を学べる書籍もあります。


具体的な学び方として、まずはわかりやすく解説されている書籍を手元に置きながら、1ページ目から順序よく実践するとよいでしょう。


GASを通してプログラミングの基礎から勉強したいといった初心者におすすめの参考書は以下です。



また、GASで活用できるコードを理解したい人には以下の書籍がおすすめです。


7-2.2.Webサービスを利用する

以下のようなWebサービスを利用して学ぶ方法です。


  • Google公式

  • Qitta

  • Daily Code


Google公式には独自クラスやメソッドが全て掲載されています。ただし解説が英語なので注意しましょう。


Qittaはエンジニアの知識やノウハウを共有できるサイトです。専門的なサンプルコードが多いため、基礎的なプログラミング力が必要になります。


Daily Codeはサンプルコードをコピペできるサイトです。Qitta同様、プログラミングの基本をある程度理解している必要があります。


いずれも専門知識を学べるというメリットがありますが、理解するためには基礎的な知識を要するため、応用段階で参考にするとよいでしょう。

7-3.3.オンライン動画を活用する

オンライン動画を活用して学ぶ方法です。画像と音声での説明により、書籍やWebサービスではわかりづらい箇所を直感的に理解できるでしょう。


オンライン動画には、YouTubeを利用して無料で視聴したり、目標に合わせて教材を選べる有料サービスなどがあります。


具体的な有料サービスには「udemy」があります。シリコンバレー発のオンライン学習プラットフォームであり、現役エンジニアが動画を使用して丁寧に教えてくれます。


一通り動画を見て理解した後は、実際に手を動かしながら動画と同じようにプログラミングしてみるとよいでしょう。

8.作業の自動化にGASを活用してみよう

GASとは、Googleが提供するアプリケーション開発のプラットフォームです。GmailやGoogleスプレッドシート、Googleドキュメントなど、各種サービスの自動化や連携の開発ツールとして利用できます。


GASのメリットとして、無料利用可、開発環境不要、JavaScriptとの互換性あり、ノンコード開発可能があります。


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